アドテックは10月15日、巻き取り式USB-Cケーブルと出力表示モニターを備えた充電器「APD-V100LACRC-DG」を発売しました。参考価格は5,990円(税込)。発売記念セールは10月25日までと案内され、10月15日の公式直販ページでは5,090円で販売されています。ノートPCとスマートフォンの充電器をまとめたい人向けの新製品です。
この記事の要点
- 10月15日発売。68cmの巻き取り式USB-Cケーブルを内蔵
- 単独最大100W、3台同時使用時は65W+残り2台で合計15W
- 公式直販は確認時点で5,090円。重量は約190g
68cmのケーブルを内蔵。荷物は減らせるが長さは確認したい
本体には最長68cmのUSB-Cケーブルを内蔵しています。ケーブルを別に用意する手間を減らし、使い終わったら本体へ収納できる仕組みです。スマートフォンやUSB-C給電のノートPCを持ち歩き、バッグの中で充電器とケーブルを探し直している人には、検討する理由があります。
一方、68cmで足りるかは使う場所次第です。机の上のコンセントと、足元やベッドの脇のコンセントでは、機器までの距離が変わります。収納性だけで決めず、いつも使うコンセントから端末までを測っておくと判断できます。内蔵ケーブル以外のUSB-C端子もあるため、長いケーブルを使う場面も含めて考えたい構成です。

100Wは常に出るわけではない。使う端子で配分が変わる
接続は内蔵USB-CケーブルのC1、追加のUSB-C端子のC2、USB-Aの3系統です。USB-C単独では最大100Wですが、複数接続時は電力が分配されます。とくに確認したいのは、C1を使う場合と、C2とUSB-Aだけを同時に使う場合で条件が大きく変わる点です。
| 接続する系統 | メーカー公表の最大出力 |
| C1のみ/C2のみ | 各最大100W |
| C1+C2 | 65W+35W |
| C1+USB-A | 65W+30W |
| C2+USB-A | 2系統合計15W |
| C1+C2+USB-A | C1が65W、C2とUSB-Aが合計15W |
ノートPCとスマートフォンの2台を充電するなら、PCをC1へつなぎ、C2をもう1台へ使う構成を基準に検討できます。3台同時では残り2台の合計が15Wになるため、スマートフォンとイヤホンなどをつないでも、すべてが個別の最大速度で充電されるわけではありません。接続できる台数と、それぞれに割り当てられる電力は分けて見る必要があります。
また、ノートPCが65Wで充電できるかは、その機種と使用状況によります。高い電力を要求するPCを重い処理に使いながら充電する場合には、純正アダプタと同じ条件になると断定できません。複数機器をつないだ際は接続プロファイルの切り替えで瞬断することがある、とメーカーも案内しています。
モニターは出力確認用。表示だけで充電速度の良し悪しは決めない
1.33インチのTFTモニターでは、合計出力、各ポートの状況、温度などを確認できます。ケーブルをつないだあとに、どの程度の電力で動いているかを数字で見られるのが特徴です。端末を増やしたときに出力がどう変わるかを確認したい人には、表示のない充電器とは違う使い道があります。
ただし、100W対応の充電器につないでも、端末が常に100Wを要求するわけではありません。端末側の対応規格や充電残量、温度などで受け取る電力は変わります。表示が最大値より低いことだけで故障とは判断せず、接続先の仕様も確認してください。この記事はメーカーの発表内容を整理したもので、充電時間や発熱を実測したレビューではありません。

| 基本仕様 | 公表内容 |
| 入力 | AC100~240V、50/60Hz、2A |
| 重量 | 約190g |
| 内蔵ケーブル | USB-C、最長68cm |
| 表示 | 1.33インチTFTモニター |
| 保証 | 1年間 |
| 参考価格/確認時の直販価格 | 5,990円/5,090円(税込) |
良い点と気になる点。持ち歩く機器と端子の組み合わせで選ぶ
良い点は、充電器、短めのUSB-Cケーブル、出力確認の表示を一つにまとめられることです。PCを含めた2台充電が中心で、手持ちの機器が公表されている出力配分で足りるなら、持ち運び用の候補になります。プラグを折り畳める設計も、収納時に確認したい部分です。
気になる点は、約190gの重量と、3台同時使用時の出力制限です。スマートフォンだけを充電する人や、長いケーブルが必須の環境では、内蔵式の利点が小さくなる場合があります。購入前には必要な端子、PCの要求電力、コンセントまでの距離を確認しましょう。セール価格と在庫は変わるため、注文時は公式ストアの表示を優先してください。


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