Belkinの薄型Qi2バッテリーBPD018が発売。10,000mAhと背面リングの使い勝手を確認

スマホ周辺機器

Belkinは10月13日、Qi2対応の「BoostCharge Qi2 薄型 マグネット式モバイルバッテリー 10,000mAh」を発売しました。型番はBPD018で、発表価格は10,990円(税込)。スマートフォンに吸着させる充電に加え、背面にウォレットやグリップを取り付けるためのマグネットリングを備えています。

この記事の要点

  • 容量10,000mAh。厚さ16.3mm、重量約205g
  • Qi2ワイヤレスは最大15W、USB-C有線は最大30W
  • 背面リングとパススルー充電に対応。複数台接続では出力低下に注意

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薄さだけでなく、取り付けた状態の重さを確認したい

本体サイズは103×71.6×16.3mmで、重量は約205gです。10,000mAhの容量を確保しながら、スマートフォンの背面に重ねて使う形を採っています。ケーブルをぶら下げずに持ち歩きたい人や、移動中に短時間ずつ充電したい人には、マグネット式を選ぶ理由があります。

ただし、薄いことと装着時に軽いことは別です。約205gが端末に加わるため、片手で長時間持って操作する使い方では負担を感じる可能性があります。普段のスマートフォンと同じ重さの物を重ねてみるなど、容量だけでなく合計の重量も考えて選びたい製品です。

また、背面カメラの位置やケースの形状によって、取り付けたときの収まりは変わります。製品の縦横サイズと、手持ちの端末のカメラ周辺の空間を比べておくと判断しやすくなります。メーカーの装着イメージと同じ見え方になるとは限らないため、購入ページで自分の機種とケースの対応も確認してください。

BPD018の厚さ16.3mmとサイズ、約205gの重量を示す公式画像
BPD018のサイズとスマートフォンへの装着イメージ。画像:Belkin

無線15Wと有線30W。充電方法を使い分けるモデル

ワイヤレス充電はQi2に対応し、最大出力は15Wです。USB-Cでは最大30Wの有線充電ができます。外出中は吸着させて使い、ケーブルを接続できる場面では有線へ切り替える、といった使い分けを考えられます。ただし、最大出力は端末へ常に供給される電力を示すものではありません。

充電速度は接続先の対応規格や電池残量、温度などによって変わります。15Wと30Wの数字だけから充電時間が半分になるとは判断できません。容量10,000mAhもバッテリー側の公称値なので、端末へそのまま同じ容量を移せるわけではなく、充電回数を知りたい場合は対象機種と測定条件を確認する必要があります。

本体への入力については、今回確認した国内発表文に最大入力の具体的な数値がありませんでした。本体を満充電する時間や手持ちのUSB-C電源との組み合わせは、購入前に販売ページや取扱説明書で確認したい部分です。出力が30Wであることだけを根拠に、本体も同じ条件で充電できるとは断定できません。

項目発表内容
型番/容量BPD018/10,000mAh
無線出力Qi2、最大15W
有線出力USB-C、最大30W
本体への入力USB-Cで充電。最大入力の数値は国内発表文に記載なし
サイズ/重量103×71.6×16.3mm/約205g
発表価格/保証10,990円(税込)/2年

3台接続はできても、最大速度のままではない

メーカーはワイヤレス充電とUSB-Cポート2口による最大3台の同時充電を案内しています。一方、複数台接続時は出力条件が変わり、発表文ではUSB-Cが合計最大12Wになるとされています。スマートフォンを急いで充電する場面と、イヤホンなどもまとめて補充する場面は分けて考えた方がよさそうです。

ワイヤレス側も2台以上の充電時には7.5Wになる旨の記載があります。無線15Wと有線30Wを単純に足して、複数の端末へ同時に供給できると考えないことが大切です。接続する組み合わせごとの細かな配分は、注文前に説明書やメーカーサポートで確認してください。

USB-Cで本体を充電しながら端末へ給電するパススルー充電にも対応します。外出先から戻ったときに、本体とスマートフォンの充電をまとめたい人には便利な機能です。ただし、同時接続時の制限もあるため、急速充電を優先する場面では機器を個別の電源につなぐ使い方も残しておきたいところです。

BPD018の複数機器への充電を紹介する公式画像
複数機器への充電を紹介するメーカー画像。接続台数により最大出力は変わります。画像:Belkin

良い点と気になる点。背面アクセサリーを使う人向け

良い点は、充電中にも背面のマグネットリングを利用できる構成です。マグネット式ウォレットやグリップを使う人にとって、バッテリーを付けたら普段のアクセサリーを外しておく、という手間を減らせる可能性があります。容量と薄さに加え、この取り付け方を使うかどうかが選ぶ基準になります。

気になる点は、約205gの重量と複数台接続時の出力制限です。スマートフォン1台を軽く持ち歩くことが最優先なら、より小容量の製品も比較したいところ。反対に、日中は端末へ装着し、机ではUSB-Cも使う人には検討しやすい構成です。アクセサリー同士の干渉やケースの対応は、それぞれの製品の説明を確認しましょう。

本記事はメーカー公表の仕様から使い方を整理したもので、実機での充電速度や発熱、吸着力を測定したレビューではありません。10,990円は発表時の価格で、現在の販売価格や在庫は変わります。購入時には型番BPD018と販売元を確認し、手持ちの端末に必要な充電方式を満たすかで判断してください。

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