新型Apple TV 4Kに部屋全体へ均一に響かせる新機能

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先週発表された第4世代のApple TV 4Kですが、4台のHomePodを組み合わせたときに使えるもう一つのオーディオ機能「Whole Room Audio」の具体的な仕様が分かってきました。ホームシアター向けの本格サラウンドだけでなく、部屋のどこにいても同じように音楽や実況を聞き取れる設計が用意されています。

この記事の要点

  • 第4世代Apple TV 4Kに4台のHomePodを繋ぐと「Whole Room Audio」が利用可能
  • 対角線上に同じステレオチャンネルを割り当てることで部屋全体に音を均一に拡散
  • tvOS 27.2の設定画面でサラウンド再生とモードを切り替えて使い分けられる構成

対角線配置でどこにいてもクリアに聞こえる仕組み

第4世代Apple TV 4Kでは、部屋の四隅にHomePodを配置してホームシアター環境を組む機能が注目されています。Appleの説明によると、今回明らかになったWhole Room Audioは、4台のHomePodを使って部屋全体へ均一に音を届けるモードです。パーティやスポーツ観戦のように、必ずしも全員がテレビの正面に座っていない場面を想定しています。

公開されたコード解析情報によると、Whole Room Audioを有効にすると、対角線上に向かい合うHomePod同士に同じステレオチャンネルが割り当てられます。前方の左と後方の右が左チャンネル、前方の右と後方の左が右チャンネルを受け持つ形です。この配置により、部屋のどの位置に立っていても左右の偏りが少なく、安定したステレオ感を得られるよう工夫されています。

サラウンド設定との違いと接続条件

tvOS 27.2のオーディオ設定では、4台のHomePod接続時に「Surround Sound」と「Whole Room Audio」の2つのスピーカーモードを個別に切り替えられる仕様になっています。サラウンド設定ではステレオの空間化やリアスピーカーの音量調整(-8dBから+8dBまで0.5dB刻み)が可能ですが、Whole Room Audio側には追加の調整項目がなく、チャンネル配置のみで音場を整える割り切った設計です。

この4台連係を利用できるのは新型の第4世代Apple TV 4Kに限られ、従来のモデルは引き続き2台接続までの対応にとどまります。スピーカー側はHomePod mini 2を4台並べる構成のほか、前方と後方でペアを統一すればHomePod第2世代との混在も可能です。映画鑑賞時はサラウンド、友人を招いたときや作業中のBGMにはWhole Room Audioと、用途に合わせて使い分ける形になりそうです。

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