Claude Codeの /init の使い方|最初に何が変わる?非エンジニア向けに整理

Claude Code

Claude Codeを触り始めたとき、/init は少し難しそうに見えやすかった。コマンド名だけ見ると「初期化っぽい」「何か大きく変わりそう」と感じやすくて、最初は自分も少し構えていた。

でも実際には、/init はClaude Codeでそのプロジェクトの前提を残しやすくする入口だった。Anthropicの2026年4月7日時点の公式ドキュメントでも、/init はコードベース用の CLAUDE.md を作るコマンドとして案内されている。今回は、非エンジニア目線で「/init を使うと何が変わるのか」「最初にどこまで書けばいいのか」を整理する。


/init は「Claudeにプロジェクトの前提を渡す準備」だった

公式のメモリ機能の説明では、./CLAUDE.md はプロジェクト共有の指示ファイルとして扱われている。つまり /init は、単に何かをリセットするコマンドではなく、「このプロジェクトでは何を大事にして進めるか」をClaude側に渡すための土台を作るものだった。

自分の感覚だと、毎回同じ説明をくり返すのを減らすための下準備に近かった。何を作っているか、どんなファイルが大事か、どんなルールで触ってほしいかを先に置いておけるので、あとからかなり楽になる。


まずはこのコマンドを打てばよかった

やること自体はかなりシンプルで、プロジェクトのルートディレクトリでこれを実行すればいい。

$ /init

実行すると、Claude Codeがコードベースを見ながら、最初の CLAUDE.md のたたき台を作る流れになる。ここで大事だったのは、「最初から完璧に書かなくていい」と思っておくことだった。


/init を使うと何が変わる?

  • プロジェクトで何をしているかを毎回長く説明しなくてよくなる
  • よく使うコマンドやルールを最初からClaudeに見せやすくなる
  • ファイルの触り方や方針のズレが少し減りやすい
  • 同じプロジェクトで会話を続けるときの迷いが減りやすい

Anthropicの公式メモリ説明でも、CLAUDE.md にはよく使うコマンド、コードスタイル、命名規則、アーキテクチャの前提などを書く例が案内されている。自分の場合も、細かいことを全部書くより「これだけは毎回見てほしい」を残すだけでかなり変わった。


最初の CLAUDE.md はこのくらいで十分だった

最初から長い設計書みたいにする必要はなかった。むしろ、短くても毎回役に立つことだけ書く方が使いやすかった。

# Project Overview
- このプロジェクトはブログ記事データを管理する
- note 記事とブログ記事の原稿を扱う

# Important Files
- threads-agent/data/note/ に記事原稿がある
- threads-agent/knowledge/ に運用メモがある

# Working Rules
- 日本語で書く
- 既存のトーンを崩しすぎない
- ブログ記事を作ったらサムネも作る

このくらいでも、Claudeが「何のプロジェクトか」をつかみやすくなる。あとから必要になったら足していく、くらいで十分だった。


最初に書いておくと助かりやすかった項目

  • このプロジェクトが何をしているか
  • 重要なフォルダやファイルはどこか
  • 触ってほしくない部分があるか
  • 文章やコードのルールがあるか
  • よく使うコマンドがあるか

逆に、最初から全部の仕様を書こうとすると重くなりやすかった。非エンジニアなら特に、「毎回説明していたこと」から先に書いていく方がかなり入りやすいと思う。


/init のあとにやるとよかったこと

  • CLAUDE.md を一度ざっと読む
  • 違うところや不足しているところだけ直す
  • 次の会話で「この前提で進めて」と一言添える
  • あとから気づいたルールを少しずつ足す

ここでいきなり細かく詰めきるより、1回使ってみて「ここは書いておいた方がよかった」と思ったものを増やす方が自然だった。公式にも、メモリは定期的に見直して更新するのがよいと書かれている。


最初に誤解しやすかったこと

自分が最初に誤解していたのは、/init を使うと「設定が全部自動で完璧になる」わけではない、というところだった。実際には、たたき台を作ってくれる便利な入口に近い。

だから、1回で完成を期待するより、「Claudeに覚えておいてほしいことを置く場所ができる」と考える方がしっくりきた。この見方に変わってから、/init がかなり使いやすくなった。


まとめ

Claude Codeの /init は、プロジェクト用の CLAUDE.md を作って、前提やルールをClaudeに渡しやすくするコマンドだった。最初から完璧を目指すより、「毎回説明していたことを短く残す」と考えるとかなり使いやすい。

まず全体のコマンドを見たい人は Claude Codeで最初に使いやすかったコマンド集、VSCodeでの入り方を見たい人は Claude CodeをVSCodeで使うのは難しい?、実際にブログ作業へどうつないでいるかを見たい人は Claude Codeでブログ記事を1本書く流れ の方がつながりやすいです。

Claude Codeの記事全体の入口を先に見たい人は Claude Codeをこれから読むなら? も合わせてどうぞ。

参考にした一次情報は Anthropic の Slash commandsClaudeのメモリを管理する です。


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