「Gemmaを入れたら、Claude Codeと同じように使えると思ってた」
実際にOllamaとGemma 4をインストールして、最初にそう気づいた。「これまでやったことを読み込んで」と話しかけたら、「ローカルのファイルにはアクセスできません」と返ってきた。Claude Codeとの違いが、この一言で一気に整理された。
それぞれの役割を整理する
混乱しやすいのは、「OllamaもClaude Codeも、AIと話せる」という見た目の共通点があるからだと思う。でも中身はまったく別物だ。
GemmaはAIモデルの本体、いわば頭脳そのもの。Ollamaはそのモデルを自分のMac上で動かすためのエンジンであり、モデルの管理ツールでもある。Open WebUIはチャットするための画面。この3つが重なって、はじめて「ローカルでAIと話せる環境」になる。
一方のClaude Codeは、AIモデルとツールがひとつにまとまったものだ。ファイルを読んだり、コードを書いたり、コマンドを実行したりする機能が最初から組み込まれている。だからローカルのファイルを自由に触れる。
具体的に何が違うのか
表にまとめるとこうなる。
| Claude Code | Ollama+Gemma | |
|---|---|---|
| モデルの場所 | Anthropicのサーバー上 | 自分のMac上 |
| 料金 | 従量課金(APIキー)または月額 | 無料 |
| ファイル操作 | できる | できない |
| 性能 | 高い | 低め |
| プライバシー | Anthropicにデータが送られる | 完全ローカル |
Ollamaの最大のメリットは「無料で・ローカルで・プライベートに使える」という点だ。インターネットに接続せずに動かせるので、外部に出したくない情報を扱うときには向いている。
Ollamaの構造をもう少し詳しく
Ollamaを使うときの構造をシンプルに表すと、こうなる。
チャット画面(Open WebUI)→ Ollama(エンジン)→ Gemma(モデル本体)
Ollamaはモデルの「インストール・切り替え・管理」をまとめて担っている。GemmaのほかにもLlama、Mistralなど複数のモデルを入れ替えながら使えるのが便利な点だ。
ただし、Ollamaはあくまで「動かすエンジン」に過ぎない。何かを自動でやってくれるわけではないし、ファイルを読み書きする機能もない。チャットができるだけ、と考えた方が正確だ。
どう使い分けるか
自分の場合、Claude Codeはコードを書いたりブログ記事を作ったりする作業に使っている。ファイルを直接触る必要があるので、Claude Code一択だ。
Ollamaは「アイデアを壁打ちしたい」「外部に出せない情報を整理したい」といった用途に向いていると感じた。無料で動くので、気軽に試せる。
「Claude Codeの代わりになるか」と言われると、今のところはならない。ファイルを読んで作業するという使い方はClaude Codeにしかできない。目的によって使い分けるもの、というのが正直な感想だ。
まとめ
- Gemmaはモデル本体、OllamaはそれをMacで動かすエンジン
- Claude Codeはモデル+ツールがセットになったもの。ファイル操作ができる
- Ollamaは無料・ローカル・プライベートが強み。ファイルは触れない
- 用途が違うので、どちらが優れているではなく使い分けるもの
「AIを試してみたい」という入口としてはOllamaは十分使える。でも「AIに仕事を手伝ってほしい」なら、Claude Codeの方が実用的だと思う。
次に読むなら、まずOllama側の全体像を整理したい人は Ollama(オラマ)とは?、Gemma側の正体から知りたい人は Gemma 4とは?、実際にMacで動かす手順から見たい人は Ollama(オラマ)の始め方 の方がつながりやすいです。


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