Appleは10月13日、Apple TV 4Kの第4世代を正式に発表しました。日本では49,800円(税込)で予約注文を受け付け、11月13日(金)に発売します。今回の主な変更はA19チップによる処理性能の向上、新しいSiri Remote、そしてHomePodを4台使うサラウンド構成です。
この記事の要点
- A19チップを搭載したApple TV 4K第4世代が正式発表
- 49,800円(税込)、10月13日予約開始・11月13日発売
- 4台のHomePod連係は対応モデルと前後ペアの条件あり
A19搭載。動画を見るだけでなく操作やゲームも強化
Appleが示す前世代比の性能は、CPUが最大50%向上、GPUが最大2倍です。専用のAV1デコーダも搭載しました。ここで区別したいのは、チップが速くなることと、見ている作品自体の解像度や配信品質が上がることは同じではない、という点です。通信環境や配信サービス側の条件も引き続き関係します。
買い替えの判断では、普段のアプリ切り替えや画面操作に不満があるか、テレビでゲームも楽しむかを考えるとよさそうです。映画の再生だけで現在の環境に満足しているなら、性能倍率だけを理由に急いで注文する必要はありません。一方、動画、ゲーム、写真などを一つの端末で使う人には、処理性能の強化が気になる更新です。
| 項目 | 新しいApple TV 4K |
| 世代 | 第4世代 |
| 価格 | 49,800円(税込) |
| 予約/発売 | 10月13日/11月13日 |
| チップ | A19 |
| 前世代比の最大性能 | CPU:50%向上、GPU:2倍 |
| 付属リモコン | Siri Remote(第4世代) |
Siri Remoteは音を鳴らして探せる。対応iPhoneの確認も必要
付属するSiri Remoteは第4世代です。新しいモデルでは音を鳴らして探す機能が加わり、対応するiPhoneでは「正確な場所を見つける」も使えます。ソファの隙間や家具の周辺に置き忘れがちな小さなリモコンでは、性能の数字より日常的に役立つ変更かもしれません。
ただし、すべてのiPhoneで同じ探し方ができるわけではありません。Appleの注記では、正確な場所の検出には最新のiOSを搭載したiPhone Duo、iPhone Air、またはiPhone 17以降が必要で、iPhone 17eは除外されています。地域による違いもあります。リモコンは別売りでも提供されるため、リモコンの改善だけが目的なら本体ごとの買い替えとは分けて検討したいところです。

HomePodを4台使うサラウンドは、初代miniを足せばよいわけではない
今回の大きな変化は、新しいApple TV 4Kと4台のHomePodでサラウンドを構成できることです。対応するのはHomePod mini 2とHomePod第2世代。前方の2台、後方の2台を、それぞれ同じモデルでそろえる必要があります。前をHomePod第2世代、後ろをmini 2にする組み合わせも案内されています。
初代HomePod miniまで同じ条件で使えると解釈して追加購入するのは避けましょう。mini 2を4台新規購入すると99,200円、本体と合わせて149,000円です。これは公表価格から計算した合計で、テレビや追加ケーブルなどは含みません。スピーカーをすでに持っているか、部屋に4台を置けるかで、必要な出費も使いやすさも変わります。

良い点と気になる点。まずは今のテレビ環境から考えたい
良い点は、操作性能、リモコンの探しやすさ、音響構成をまとめて見直せることです。ホームハブとしても利用できるので、映像を見る端末だけでなく、自宅の対応アクセサリをつなぐ役割もあります。ただしスマートホーム操作には対応製品が別途必要で、今ある家電がすべて自動的に連係するわけではありません。
気になる点は、本体49,800円に加えて、使いたい機能によって追加費用がかかること。HDMIケーブルとUSB-Cケーブルは別売りです。視聴するサービスの契約料も本体価格とは別になります。予約前にテレビ、音響、ケーブル、サービスの組み合わせを確認すると、買ったあとに必要なものが増える状況を減らせます。発表時点では実機の使い心地や音質を確認できていないため、ここでは仕様と利用条件を中心に整理しました。


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