Nothingから最新のオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホン「Headphone (1) Pro」が登場しました。3基の専用ドライバーを組み合わせた音響設計や、合計10個のマイクを活用したアクティブノイズキャンセリング(ANC)を備え、音質と静音性の両面を強化した上位モデルです。

この記事の要点
- 低域用・中域用・xMEMSツイーターの3ドライバー構成でハイレゾ再生に対応
- 10マイクシステムとAI処理により従来機比でANC性能が5dB向上
- 日本価格は64,800円で、ANCオフ時に最大68時間駆動
3ドライバー構成と多彩な接続方式による音質設計
Headphone (1) Proの大きな特徴は、音域ごとに役割を分担させたトリプルドライバー構成にあります。20Hz〜10kHzをカバーする40mm低音ドライバー、5kHz〜15kHzのボーカルや楽器を明瞭にするダイナミックドライバー、そして10kHz〜40kHzの高音域を担当するxMEMSツイーターを搭載しています。それぞれの帯域を最適化することで、歪みを抑えながらクリアな高域と厚みのある低域を両立させています。
ワイヤレス接続ではLDACコーデックによる最大24-bit/96kHzのハイレゾ再生をサポートします。さらに有線接続の選択肢も充実しており、USB-C接続時には最大24-bit/192kHzのロスレス再生、3.5mm Aux接続時にも最大24-bit/96kHzの再生が可能です。日常のリスニングから航空機内のエンターテインメント利用まで柔軟に使い分けられます。

ダイナミックヘッドトラッキングに対応した空間オーディオ機能も備えており、Metropolis Studiosと共同開発した「Studio B」モードを含む5つの専用プリセットが用意されています。Nothing Xアプリを使えば、各ドライバーに合わせた高度なイコライザー調整も行えます。
10マイクANCと快適性を重視したハードウェア
ノイズキャンセリング面では、左右合計で10個のマイク(各サイドにフィードフォワード3基、フィードバック2基)を配置。AIによるリアルタイム処理と遮音性の向上を組み合わせ、従来のHeadphone (1)と比べてノイズキャンセリング性能が5dB向上し、カバー範囲も40%広がりました。通話時には3,000万以上の実環境サンプルで学習したDNNビームフォーミングが機能し、風切り音や周囲の雑音を抑えて声を届けます。

主要仕様と比較一覧
公開されている主な仕様と特徴は以下のとおりです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ドライバー構成 | 40mm低音ドライバー + ダイナミックドライバー + xMEMSツイーター(3ドライバー) |
| 対応コーデック / ハイレゾ | LDAC(最大24-bit/96kHz)、USB-C有線(最大24-bit/192kHz)、3.5mm Aux(最大24-bit/96kHz) |
| ANC / マイク | 10マイクANCシステム(AI処理対応)、通話用4マイクENC |
| バッテリー駆動時間 | ANCオン時:最大30時間 / ANCオフ時:最大68時間 |
| 急速充電 | 5分間の充電でANCオン時約2時間再生 |
| 重量 | 327g |
| 付属ケース | TPUライニング付きハードシェル保護ケース(ループ付き) |
| 価格 | 日本価格:64,800円 / 米国価格:399ドル / 英国349ポンド / 欧州349ユーロ |
| カラー | ブラック、ホワイト |
良い点
- xMEMSツイーターを含む3ドライバー構成による高精細な音響設計
- USB-Cでのハイレゾロスレス再生(24-bit/192kHz)や3.5mm端子など有線接続の充実
- ANCオフで最大68時間、オンでも最大30時間持つロングバッテリーと5分急速充電
- アプリ側でドライバー別に細かく追い込めるアドバンスドイコライザー機能
気になる点
- 日本価格は64,800円で、気軽な買い替えより音質やANCを重視する人向けの価格帯です
- 重量が327gあり、超軽量モデルを好む人にはややずっしり感じられる可能性がある
- 日本公式サイトでは64,800円で掲載されています。購入前に在庫、カラー、保証条件を確認しておきたい製品です
購入前の注意点と選び方
Headphone (1) Proは、ワイヤレスの手軽さを求めつつ、自宅やスタジオ環境では有線接続で高音質音源を楽しみたい人に向いたヘッドホンです。細かな音質カスタマイズや空間オーディオを本格的に使いたい人には魅力的な選択肢となります。
一方で、日本価格は64,800円です。すでに日本公式サイトに製品ページがあるため、購入を考える場合はカラー、在庫、配送時期、保証条件をNothing Japan側で確認してから判断するのが現実的です。


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