情報整理にAIを使いたいと思ったとき、最初に少し混ざりやすいのが「で、結局どれで整理すればいいのか」だと思う。ChatGPT、Claude、NotebookLM、Geminiはどれも整理を手伝ってくれるけど、実際に触ってみると、向いている場面はかなり違った。
先に結論を書くと、広く何でもまとめたいならChatGPT、一つのテーマを深く育てたいならClaude、自分の資料をもとに整理したいならNotebookLM、Googleの流れの中で整えたいならGeminiがかなり分かりやすいです。今回は、2026年4月16日時点の各サービス公式情報と、実際に情報整理で使う感覚をもとに、向き不向きで整理します。
先に比較だけ見たい人向けの結論
| AI | 向いている整理 | 要点 |
|---|---|---|
| ChatGPT | 広くまとめる、複数の下書きや相談をまとめる | Projectsで会話、ファイル、指示を一か所にまとめやすい |
| Claude | 一つのテーマを深く育てる、長めの文脈を保つ | ProjectsとProject Knowledgeで集中した整理がしやすい |
| NotebookLM | 自分の資料をもとに整理する | アップした資料に根拠づけて整理しやすく、引用も追いやすい |
| Gemini | Google環境で軽く整える、GeminiとNotebookLMをつなぐ | notebooksでGeminiとNotebookLMの往復がしやすい |
一言で分けるなら、広く何でもまとめたいならChatGPT、深く育てたいならClaude、資料で整理したいならNotebookLM、Googleの流れの中で整えたいならGemini、で見るとかなり分かりやすいです。
いちばん大きい違いは、「何を整理したいか」と「どこに残したいか」だった
この4つは、どれも情報整理を助けてくれる。でも実際に差が出やすかったのは、整理のうまさそのものより、何を整理したいかとどこに残したいかの違いでした。
- ChatGPT: 幅広い会話や下書きを、あとからまとめ直したい
- Claude: 一つのテーマを長めの文脈で育てたい
- NotebookLM: 自分の資料を根拠つきで整理したい
- Gemini: Google DocsやDriveの流れの中で整えたい
つまり、「整理AI」とひとまとめにするより、「何をどこに残したいか」で選ぶ方がかなりズレにくかったです。
1. 広く何でもまとめるなら、ChatGPT
ChatGPTは、整理したいものがまだ広く散っているときにかなり使いやすいです。OpenAIのProjects案内では、関連するチャット、参考ファイル、カスタム指示を一つの場所にまとめて、長く続く作業を整理しやすくすると説明されています。
実際にも、「アイデアの壁打ち」「下書き」「比較メモ」「あとで見返したい会話」が少しずつ増えてきたときは、ChatGPTの方が広く受け止めやすいです。まず何でも放り込んで、後から整理し直す感じに近い。
「今はまだテーマが散っている」「会話しながら全体をまとめたい」「複数のメモを一か所に寄せたい」なら、まずChatGPTからでかなり十分です。
2. 一つのテーマを深く育てるなら、Claude
Claudeは、広く何でもまとめるより、「このテーマをもう少し深く育てたい」ときにかなり相性が出やすいです。AnthropicのProjects案内でも、Projectsはチャット履歴と知識ベースを持った集中型のワークスペースとして整理されています。
さらに最近のAnthropicの案内では、ProjectsはRAGで容量を広げられるようになっていて、資料やメモをかなり多く追加しても扱いやすい方向に進んでいます。だからClaudeは、「一つのテーマに資料を足しながら、会話を深く続ける」場面でかなり分かりやすいです。
「この比較記事を詰めたい」「この企画だけは文脈を長く保ちたい」「一つのテーマに集中したい」なら、Claudeの方がしっくりくる人は多そうです。
3. 自分の資料で整理するなら、NotebookLM
NotebookLMは、Webを広く調べるというより、「自分の資料をもとに整理する」ところがかなり強いです。NotebookLMの公式ヘルプでも、PDF、Webページ、YouTube、Google DocsやSlidesなどを読み込んで、引用つきで質問したり、要約したり、いろいろな形式に変換したりできると整理されています。
ここが分かりやすいのは、整理の根拠が自分の持ち込んだ資料にあることです。会話がうまいというより、「この資料の中で何が言われていたか」「どこが根拠か」を追いやすい。要約、FAQ、ブリーフィング、音声や動画化までつながるのもNotebookLMらしい強みです。
「PDFやDocsをもとに整理したい」「引用元を追いやすい方がいい」「自分の資料を根拠にまとめたい」なら、NotebookLMを別枠で見る方がかなり分かりやすいです。
4. Googleの流れの中で整えるなら、Gemini
Geminiは、単体で一番整理がうまいというより、Googleの流れの中でそのまま整えやすいことが強みとして大きいです。Googleは2026年4月8日に、Geminiで「notebooks」を使えるようにして、NotebookLMと同期できるようにすると案内しました。
つまり、Geminiで考えたことや集めたものを、NotebookLM側の整理に流しやすくなったということです。Google Docs、Drive、Gemini、NotebookLMをまたいで使う人には、このつながりがかなり意味を持ちます。
「Google Docsで書いている」「Driveの資料も含めて整えたい」「Geminiで軽く整理してNotebookLMへ渡したい」なら、Geminiから入るのがかなり自然です。
自分なら、こう選びます
- 広く何でもまとめたい: ChatGPT
- 一つのテーマを深く育てたい: Claude
- 自分の資料で整理したい: NotebookLM
- Google環境の中で整えたい: Gemini
ここで大事なのは、「どれが最強か」を決めることより、「今どこに情報が散っていて、どこに残したいか」を先に決めることでした。ここが見えると、かなり選びやすくなります。
まとめ
情報整理に使いやすいAIは、単純な優劣より、整理したい対象と残したい場所でかなり変わります。広く何でもまとめるならChatGPT、一つのテーマを深く育てるならClaude、自分の資料で整理するならNotebookLM、Googleの流れの中で整えるならGemini、という分け方がいちばん入りやすいです。
次に読むなら、文章づくりの比較を見たい人は 文章を書くならどのAIがいい?、リサーチ全体の比較を見たい人は リサーチで選ぶならどのAI?、最近の整理の変化だけ見たい人は 今週気にする3つのAIポイント の方がつながりやすいです。AI作業そのものを続けやすくする環境も見たい人は AIブログ運営で使っている作業環境まとめ も合わせてどうぞ。
入口から見たい人は AI初心者向けの入口まとめ から見ると入りやすいです。
参考にした主な公式情報: OpenAI Help Center「Projects in ChatGPT」 / Anthropic Help Center「What are projects?」「RAG for Projects」 / Google The Keyword「Try notebooks in Gemini to easily keep track of projects」 / NotebookLM Help「Learn about NotebookLM」
このブログではAIと副業の試行錯誤を書いています。X→ @yuruaibu / Threads→ @yuruaibu1 / note→ yuruaibu


コメント