Appleがインド国内において「Apple Pay」の提供を正式にスタートしました。まずはAxis Bankが発行するVisaおよびMastercardブランドのクレジットカードを対象に、iPhoneやApple Watchを使った非接触決済やオンライン支払いが可能になっています。

この記事の要点
- インドでApple Payが利用可能になり、Axis Bank発行のVisa/Mastercardに対応
- iPhone、iPad、Apple Watchに対応し、Macでの利用も順次サポート予定
- 実店舗の非接触決済だけでなく、対応アプリやWebサイトでの決済にも対応
Axis Bankカードから対応スタート
今回のインド展開では、Axis Bankのクレジットカード利用者がWalletアプリやAxis Bankアプリを通じてカードを追加できるようになりました。店頭ではサイドボタンやホームボタンをダブルクリックし、Face IDやTouch IDで認証するだけで支払いが完了します。暗証番号の入力やSMSによるワンタイムパスワード(OTP)の確認を挟まずに決済できるのが大きな特徴です。
Apple Pay経由で決済を行った場合でも、クレジットカード本来のポイント還元や特典はそのまま適用されます。
対応デバイスとセキュリティの仕組み
利用に必要な動作環境は、iOS 18以降を搭載したiPhone XR以降、およびwatchOS 11以降のApple Watch Series 6以降です。iPadでのアプリ・Web決済にも対応しており、Macへの対応も近日中に予定されています。
セキュリティ面では、実際のカード番号を端末やAppleのサーバーに保存せず、加盟店側にも共有されないトークン化技術を採用しています。端末内の専用チップ「Secure Element」で暗号化された固有のアカウント番号を使って取引を処理するため、万が一端末を紛失した場合でも「探す」アプリから即座に決済機能を停止できます。
加盟店や決済事業者との連携
サービス開始時点で、直営店のApple Storeをはじめ、ZomatoやBlinkit、Tata 1mgといった現地の主要サービスや各種小売チェーンで利用可能です。Pine Labs、Paytm、Razorpayなどの決済サービス事業者(PSP)とも連携しており、全国のNFC対応端末設置店やオンライン加盟店へ順次対応が広がっています。


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